昔、私の家の近所にはたくさんの習い事の教室がありました。書道教室に生け花の教室、学習塾にピアノ教室などです。その中で私が興味を引かれるものがありました。それは、書道教室です。今更ながら、書道教室の習い事をしておけばよかった、と後悔しています。家の経済的理由で習い事が出来ず、家で一生懸命勉強をしていましたから、なかなか勉強以外のスキルが磨けませんでした。ただ、勉強のスキルは磨けたので、今のような博覧強記になったのでしょう。
話を書道教室に戻しましょう。学校での書道と言うのは、確か小学校3年生から始められていました。現在はどういったカリキュラムになっているのかは分かりませんが。私は実は左利きで、書道を行うにはあまり適した人間ではありませんでした。小学校3年生までは鉛筆も左手で持っていました。学校の先生に何度直しても、頑としていうことを聞かず、左手に持ち直していました。結局その先生も、鉛筆に関しては矯正することをあきらめたようでした。
しかし、書道は小学校3年生から始めるもの。大いに強制の可能性はありました。やはり先生が筆を右手でで持ち直させました。これに関しては私も言うことを聞いたようで、大筆は右手で書けます。しかし小筆はいまだに左手です。結婚式の出席名簿のサインをするとき、筆なので、正直言って字がうまくない私はちょっと恥ずかしい思いをしています。そんな思いをするたびに、「書道教室の習い事に行って、字をうまくしておけばよかった」と後悔しています。